#私たちは女性差別に怒っていい

Twitterで発信されているこのタグ。


#私たちは女性差別に怒っていい


#私たちは女性差別に怒っている

でもなく

#私たちは女性差別に怒っていい


つまり「いままで女性差別を感じていて声を上げなかったみなさん、それは、声を上げていいこと、怒っていいことなんだよ」ということでしょう。


うん、わかる。

「男女平等って言うけど、実際はそうじゃないんだな。」と18歳のときに気づいてから、「一生変わらないんだろうな」とそう思いながら「平等に扱ってよ!」と言わずに今も暮らしてるから。


#私たちは女性差別に怒っていい このタグを朝から追ってたら、わかるわかる、と思うようなことばかり。


だけど、その中でこのTweetだけは刺さった。


「そういう男女不平等な世の中だけど、試験だけは平等だと思っていた」



小学校六年生の時に、運動会用のジャージを買いに行って、黒いジャージを選んだら「女の子なんだから赤とかにしたら?」と言われたこと。


お客さんと電話でしゃべってて「男の人に代わって」と言われたこと。


合同企業説明会に行ったら、大学・短大・専門の分類の先に、男性・女性という分類があったこと。


就職試験を受けに行ったら「結婚についてはどう考えていますか」と言われたこと。



どれもこれもささいなことと思うかもしれないけど、すごく鮮明に覚えている。


黒いジャージを選んだ時「なんで女の子だから赤を着ないとダメなの?」と思った。その頃から「女の子なんだから」って何?ってずっと思って生きてきた。


電話で話してて、お客さん(男性)から「男の人に代わって」と言われたときは、

男だからなんだっつーの?たかが○○○(自主規制)ついてるだけじゃねーか

と思った。


とりあえず、「東京医科大学、適切な処分を」に署名しました。

女だからというだけで減点された、これだけはどうしても納得がいかない。


そして

「女の子だから赤を着なさい」の前に「私は黒が着たい」のだ。



余談。

就職活動をしていた頃(すごく短期間だけどしてたんです。)、「女だから」と毛嫌いされるなら、「女だから」を活かせる仕事に就こう、と考えたことがあります。そのとき思いついたのは美容部員だったんだけど。だけどそれじゃ戦ってないよな、と思ってやめました。


(文・吉田一美)

好きなことで、生きていく | 吉田一美のブログ

人生はひまつぶし。

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