かつ「丼」

どん【丼】

「どんぶり」の略。


どんぶり【丼】

1.「どんぶりばち」の略。厚みのある深い陶製のはち。

2.どんぶりばちに飯を盛って具をのせた料理。 「うなぎ―」


じゃぁこれは?

×「かつ煮」(またはかつ煮定食)

○「かつ丼」


誰がなんと言おうとこれはかつ丼


室蘭というのはなかなか反抗的な街だと思う。

の精肉とたまねぎを串に刺して焼いたものを「焼き」だと言い張るし、どんぶりばちに飯を盛って具を載せてないものを「かつ丼」だと言い張る。


たまに「室蘭の焼き鳥ってね、豚肉なの」と説明すると、「あー焼きとんってことね」って言われるけど、

バカ言ってんじゃねぇ、焼き「鳥」なんだってばよ。

と返したくなる。

千葉にあったって「東京ディズニーリゾート」。


閑話休題。


この、ご飯に載っていないのに「かつ丼」だと言い張っている食べ物を、もうちょっとアピってもいいんじゃないかと思う。

メニューに「ご飯にはのせていませんが、かつ丼と呼びます。これが室蘭スタイルです」なんて一言も書いてないのに、かつ丼を頼むと平然とご飯とかつ煮が別々になったものが出される。

室蘭やきとりは散々アピってるので「あーほんとだー豚肉にたまねぎ、そしてからし~☆」ってなると思うけど、かつ丼の場合は「え?かつ丼頼んだんだけど。これかつ煮定食じゃん」って言われかねない。


アピっていこうよ。飯に載っていないのに、かつ「丼」って意外と面白いと思うから。


…て、ここまで書いたけど、これって小がねだけなのかな?


(文・吉田一美@小がねラブ)


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