今日言えることは「ありがとう」だけ。

◎長文です。


こんにちは。

このたび、(株)エム・ツー・カンパニーを昨日、2019年6月20日付で退職しました。

ですので、吉田「1号」ですらなくなりました、無職の吉田です。


お世話になった皆様へ

勤めていた20年のあいだ、ほんとーーーーーーにたくさんの方にお世話になりました。

お客様や仕入れ先の方、こらんを通じて知り合ったみなさんが、私に仕事を教えてくれたし、私を育ててくれました。

何も知らないでこの業界に入った私が20年やってこられたのは、皆様方のおかげとしか言いようがありません。

女だからとバカにされた時期もあったりして(若い頃だけね)、嫌な思いをしたりもしましたが、それ以上に、かわいがってくれたお客様や仕入れ先の方がたくさんいてくれたことが、とても支えになりました。ありがとうございました。

そうそう、あと、もりもとのシャモニー、ほっともっとのから揚弁当とのり弁、ときどき中島にやってくるsora cafeさんの9マス弁当と厚焼き玉子サンド、よく出前してもらったさっぽろっこ西口店さんの五目ラーメン(塩)とピリ辛ラーメン、事務所が移転してからは弁太さんの日替わり弁当。とてもお世話になりました。おいしいものがくれる幸福度はすさまじい。何度も救われました。これからもよろしくお願いします(^^)



嬉しかったこと

退職をお知らせしてから、嬉しかったことがたくさんありました。

「吉田さんいなくなっちゃうの!?えー!」と多くの方に言われたこと。

まさか残念がられるとは思ってなかったので、本当にありがたかったです。むしろ言われすぎて「社交辞令か?」と思うようになりました(笑)…いや、社交辞令なのかもだけど。それでも嬉しかったです。ありがとうございました。


一番聞かれたのは「次決まってるの?」。(100回くらい言われた←盛ってる)

心配なのか興味本位なのか、はたまた私が次どこで働くかへの期待なのかわからないけど、私は心配してくれてるんだと受け取っていたので、嬉しかったです。


そして「うちで働かない?」「うちに来てくれたらいいのに」と声をかけてくださった企業のみなさま。

「こういうところでこういう仕事あるけどどお?」と動いてくれた友人たち。

本当にありがたかったです。

42歳にもなっちゃったから、そんなふうに声をかけてもらえるなんて全く思っていなかった。



広告の仕事をして

楽しかった。


ある程度経験を積んでからは、どの仕事も

お客様から【3】聞いて【10】把握し、【12】くらいのものを返す

そのスタイルでやっていたつもりです(あくまでも「自称」)。

たまにそれがちゃんとお客様にとって【12】であったとき、「いやー吉田さんに頼んでよかったわー」と言われるわけですが、それほど嬉しいことはなかったし、その広告なり印刷物なりで成果が上がったときは、心底嬉しかったです。


退職のお知らせをしたら、とある方から返信をいただきました。


「一緒に作成したチラシ、全て成功でした。」


ガチで泣きました。広告屋冥利に尽きる。たぶん20年仕事をしてきて一番の言葉だと。

ありがとうございました。


仕入れ先の方にもとても感謝しています。新聞社、印刷会社、フリーのデザイナーさんたちをはじめとする仕入れ先なしでは成り立たない仕事でしたから。

若い頃、とある人に「人の手がかかっているところは叩いちゃいけない」(=デザインとか技術、そういう人件費の部分は値切ってはいけない)と教えられて、なるほどなと思い、それを心の中に据えてこれまでやってきました。

最初に書いた通り、仕入れ先なしでは成り立たない仕事だったので、お客様と同等に仕入れ先も大事に思っていて、お互いが気持ちよく仕事できるように、極力叩かないでやってきたつもりです(「叩かれたし!安くやらされたし!」という方がいたら申し訳ありません…今謝りますm(__)m)。

ありがとうございました。



目指していたこと

目指すところはサザエさんの三河屋サブちゃんか、もっと言えば銀座のホステスでした。

サブちゃんに「お醤油ないのよー」とひとこと言えば、いつもの銘柄のをいつもの量届けてくれる。

席につけば、好みの濃さの水割りを作ってくれて、これまで話したことを覚えていてくれたり、お客さんの社会的立場を理解して、トークを進めるホステス。

そういう「うちのこと(私のこと)わかってくれてて嬉しい!ラク!」という感覚をお客さんなり取引先の方に与えられること。それが私の仕事に対する基本的な姿勢でした(それが良いことか悪いことかは個人の価値観)。

どれだけその感覚をお客さんや取引先の方に与えられたかはわからないけれど、その姿勢はたぶん間違ってはなかったと思いたい。



今後について

先に書いた通り、「うちで働かない?」と何社も声をかけてくださいましたが、今のところ何も決めていません。あらためてご連絡させていただきます。


ただ一つ理想を言えば、お客さんや取引先のことを想って仕事ができる企業、そして従業員を大事に思ってくれるトップがいる企業で働きたい

一生懸命働いて稼いだお金でモノやサービスを買ってくれる個人のお客さん、一生懸命モノを売って得た利益で仕事を出してくれる企業のお客さん、自分たちの仕事を支えてくれる仕入先、取引先。企業そのものを動かしている従業員。その360度全方位を大事にする姿勢の会社で、お客さんに手抜き無しで最大限の良いサービスを提供したい。


というわけで、とりあえずは、失業手当をもらうためにハロワに手続きに行くとかしながら、ボサボサとゲームをしています。無職ゲーマーです。

メシ食おうぜーとかは、722kzm@gmail.comまでメールください。

fbからメッセージでもかまいません(^^♪



嘘でも建前でもなく、【M2の吉田さん】だった人が今日言えることは「ありがとうございました」だけです。


本当にありがとうございました。



(文・吉田一美@終わらない断捨離)

好きなことで、生きていく | 吉田一美のブログ

人生はひまつぶし。

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