おせち、届かなかったよ

あけおめです。

今年の目標?

生き延びる

です。



1/1268=わたし

さて、このニュース、ご存じでしょうか?

おせち道内未配 ヤマト運輸がミス 「冷凍」を「冷蔵」に

久松というおせちやさんの1268個の冷凍おせちが、冷蔵で輸送されてしまって、配達中止になりましたというやつ。

そのうちの1個は、わたしが注文して、おとんのところに届くはずのものでした



12/31おとんからのLINEで発覚

札幌にいたわたしにきた、おとんからのLINE。

え?

TVのニュースもネットのニュースも全然見ていなくて、全く知らなかった。

でもうち該当してないでしょ?とよくある「自分は大丈夫」の発想になったものの、荷物を追跡してみる。


「調査中」


出た、調査中。

調査中と表示される時はだいたいろくなことがない。



メールチェック、そしてヤマトに連絡

メールを見てみると、12/30の午前1:55におせち屋さんからメールが来ていた。

まさに「おせち舞鶴」。でも一部商品って書いてる。

めんどくせぇなぁ。しかもお問い合わせ窓口がフリーダイヤルじゃないっていうところが腹立たしい。


ヤマト運輸北東京法人営業支店に連絡して、私の荷物が該当してるのかどうか聞いてみる。


「該当しています」


はぁ…。


取り返しがつかない。

今回は、商品代金の倍額返還という補償。わたしは商品代金11,500円なので23,000円が現金書留で返って来る。(またこの現金書留っていうのがめんどくさい。家にいないと受け取ないもの)


でもさ、お金が倍になって返ってこようと、おせちはない


おせちってその日になければ意味がない


12/31、買った私も、たぶんおとんも、ものすごく暗い気持ちになった。

気持ちのやり場がないのね。

悪いのはおせち屋じゃない、ヤマトが悪いけどヤマトに言ったところでもうどうにもならない、新しいおせちを手配することもできない。

おとんに「届かないんだって。ごめんね」って電話したら「一美君が謝ることじゃないよ」と言っていたけど、猛烈に悲しい気持ちになった大晦日。



その後

久松からメールが届く。

「ご注文の際のご連絡先に連絡してるけどつながらない、番号変わってたら教えてほしい」

という内容のもの。

でも電話をもらったところで、謝られるだけだし、そもそも謝るべきはヤマトだし、謝りの電話をもらっても仕方がない。久松もまた被害者。

なので

「携帯の番号はこれだけど、電話もらってもしかたないから、代金と使ったポイントさえ返ってくればそれでいいです。年末年始お疲れさまです」

とメールを返信。

そしたら、久松からは、商品代金(ポイント使用分も)と商品代金と同額の補填、合計23,000円を現金書留でお返ししますとのメールが届く。

11,500円もうかったワーイ、とは全く思わない。全然思えない。


おかんが亡くなってから、おせちを用意できない私が、せめてもの1年の感謝の気持ちとしておとんに毎年買っていたもの。

こうなってみると、宅配便って気持ちを運んでるんだなって心底思った。


もともとは12/30に届くはずだったのに、その荷物を追跡しなかったのが悪い。

12/30の午前1時に届いてたメールをチェックしてなかったのも悪い。

そもそもそんな大事なものをネットで頼んだのが悪かったんだな、

とか、いろいろ。


まぁ、一番悪いのはヤマト運輸だけどな。


(文・吉田一美@来年のおせちどうしようか激しく悩む)

好きなことで、生きていく | 吉田一美のブログ

人生はひまつぶし。

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